サラリーマン兼しゃちょうのたわいものい話

飲んだときとかのたわいもない話を記事にしてそれをやってしまうブログです(笑)

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現在の状況は幻想に陥りやすいよねって話

コントロール出来ない事をまずは理解しよう

コントロールの幻想心理ファクターは、コントロールの幻想である。人々は良く自分がコントロール出来ない結果についても、影響を及ぼすことが出来るまた、及ぼしていると考えがちです。こうしたコントロールの幻想の重要な特性として、選択、結果の連続、慣れ、情報、積極関与があります。

 

  1. 選択する事はコントロールすることと誤解しやすい。
  2. 起こった結果が、続くように感じることもコントロールの幻想である。儲かった結果は損した結果よりもコントロールの幻想に陥りやすい。
  3. その仕事に慣れていればいるほど、コントロールの幻想に陥りやすい。
  4. 多くの情報を得れば得るほど、コントロールの幻想に陥りやすい。
  5. あるプロセスに積極的に関与すればするほど、コントロールの幻想に陥りやすい。オンライン投資は、投資プロセスに積極的に関与する必要がある。自己の投資を行うにあたって、情報を獲得し、分析し意思決定をし、取引を発注する必要があるゆえにコントロールの幻想に陥りやすい。

 

スマホが普及したことによる弊害 

プロの投資家数年間のオンライン投資転向前と後のデータを集計した。オンライン投資の転向前、年18%近いパフォーマンスを示していた、これらは市場パフォーマンスよりも2.35%高い収益率である。しかし、オンライン投資に転向後パフォーマンスが、悪化した。平均パフォーマンスは年12%であり、これは市場パフォーマンスより3.5%悪い結果となっている。積極的に関与した事によりコントロールの幻想に陥った結果のような集計結果となっている。

 

特に投資家には、気質効果についてはこちら気質効果が働く傾向が強い為、このような結果に拍車をかけたのではないでしょうか?

今年(2013年)の9月15日で、リーマン・ショックから丸5年が経過しました。この5年間で私たち日本の個人投資家は、メンタル面において重大な考え方を突きつけられたように感じます。その考え方とは、「投資成果を自分でコントロールできるというのは幻想である」というものです。リーマン・ショック以降、個人投資家の間では、株式など相場の急落や乱高下に対して過剰ともいえる恐怖感が広がりました。相場の動きに少しでも不安や疑問を感じたら、いち早く「利益確定」や「損切り」「撤退」に踏み切ることが不可欠と考える人も増えてきたようです。利益確定にしても損切りにしても、一時的に投資を中断した投資家は、その後どこかで再び新たな投資を始めることになるはずです。これはその投資家が自らの投資という行為に手を加え、売買のタイミングや投資期間をつくり変えることにほかなりません。たとえ無意識であっても結局のところ、投資家は自分で投資成果をコントロールしようとしているわけです。リーマン・ショック後の金融市場では、投資家がリスクを積極的に取るリスクオンの局面と、リスクの回避に走るリスクオフの局面が顕著に現れるようになりました。投資家の心理が強気に傾くと欧米株などの「リスクオン資産」が、弱気に傾くと米ドルや円などの「リスクオフ資産」がそれぞれ一斉に買われます。結果として投資は短期志向となり、投資家はスイッチを切り替えるようにリスクオンとオフの間を右往左往することになったのです。リスクオン・オフは主に機関投資家の話ですが、日本の個人投資家も、それに似てきたような気がします。もちろん、「短期志向が悪いのか」「長期投資にそれほどの効果があるのか」といった反論もあることでしょう時と場合によっては利益確定や損切りが重要なことも確かです。しかし、相場観に基づく投資がその道のプロにも難しいという事実は、忘れるべきではありません。 

 

日々の業務に置き換えると、どうなる?

例えば自分がやっている営業活動ついてですが、相手がいるのに対して自分の発言はコントロールして相手の発言はコントロールできない部分。これで営業が売れた売れないについては発言によって相手の気持ちをコントロールはしているのかもしれませんが、実際はそこまでの影響を与えていない事に気づいたほうがよくて、会社に英雄のように称えられているのは錯覚だと僕は思っています。売れたのは僕では無くて買ってくれた相手を褒める事だと僕は思います。だって僕は商品を勧める段取りをしただけで、買ったのはお客さんだからって思ってしまいます。

 

もし、私が褒めたたえられるならば完全に洗脳して相手の人生を僕に捧げたならば僕が褒められて良いと思いますが、そんな事は100%無いので、基本的に意思決定は相手にあるものなので、そこらを考えた方が良いと僕は思っています。

 

信頼されることの意味

ここで言いたいのが、お客さんとの信頼関係についてですが、相手をコントロールする事はできないといましたが、信頼をもらうことは出来ます。その進めている商品を相手は買いたくない、必要な状況下でそこをひっくり返すことはほぼ無理でしょう。例えばサッカー選手に対してバットを売るのって意味あるかという話ですが、これは極端な例ですが、初対面でそういったものを勧められてその人を信頼するかといったらネットがここまで発達している以上、その目の前にいる営業とはもう二度と会いたくないし、時間の無駄になってしまいます。そういったお客さんでもまずは信頼を貯金する事は出来ます。初めは売らず信頼を売って行くとどうなるのか?おそらくサッカー選手にバットを持って行ったとしても、なんだよ~と言いながらも話を聞いて、〇〇さんが言うんだから何か役に立つのかなって、お客さんの思考は、サッカーに紐づけようとはしてくれます。こういった事を必要で相手の話を聞く姿勢を持ってもらう状況を作って行くのが営業職の仕事ではないでしょうか。

 

 

ご視聴ありがとうございました。

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